最近はどこまでが新築でどこまでがリフォームって思われる方も多いと思います。
某有名リフォームテレビ番組でよく見かけるアレが原因の1つと考えています。柱や梁などの骨材を残して殆ど壊してしまっているあの衝撃的な家のリフォーム光景です。正直リフォームってここまでやるの?と思っちゃいますよね。でもあれは一戸建ての場合であり、しかもほんの一部リフォーム例です。
実際に【環境考房】でも取り組ませていただく多くのリフォームは一戸建ての場合は外壁やテラスなど所謂外装もありますが、一戸建てやマンションの内装リフォームが多いのです。
新築とリフォームの違いでお客様の関心事としてもっとも大きなものは、スバリ!「費用の出し方」です。
新築一戸建ての場合は当然の事ながら更地に一から建てますから、工程やお金に関して机上である程度計算できるわけです。その結果を見積書としてお客様におだしします。マンションの新築は言わずもがな入居時にリフォームする方は殆どいませんので購入価格が見積書と同じ意味を持ちます。
しかしながらリフォームの場合、一戸建て、マンション共によくある部分的な内装リフォームや一戸建ての外装は、実際にふたを開けて見ないとわからないことが多々あります。一戸建ての基礎やマンションのスラブ(床の基礎)、壁の基礎などが十宅十色なので、どの位、現在の建材や基礎類が使えるのか、だめなのかなどを見極めるため調べなくてはならないのです。
これを怠ると予定していた工事期間であがらなくなったり、費用が更に嵩む工事が必要になったりするなど、1つもいいことがないのです。
ぜひともこの点をお客様にご理解いただきたいと考えております。 |